子どもの歯がすきっぱだけど大丈夫？！ Blog
こんにちは☀️
のうみ歯科・キッズデンタルクリニックです🦷
お子さんがいらっしゃる保護者の方か
『子どもの歯がすきっ歯だけど歯並びは大丈夫ですか？』
とご質問をいただきます👂👂
実は現代人の骨格は非常に小さくなっています。
つまり、歯が並ぶスペースがなく
歯並びがきゅうくつになっている子どもたちが増えています。
子どもの歯は乳歯から永久歯へ生え変わりますが、
永久歯は乳歯の約1.5倍大きいのです！！
ですから、永久歯への移行を少しでもスムーズにするために様々な工夫がされてます。
乳歯時代にあるすき間の種類をご紹介します❗️
このような隙間がないと歯並びが悪くなる可能性が高くなります
①霊長空隙
乳歯列の犬歯の周囲にうまれるスペースです
上顎は前歯がきれいに並ぶ
下顎は6歳臼歯が綺麗に生えるために必要なスペースです🦷
②発育空隙
小児に見られる歯列の生理的空隙です
6歳臼歯が完全に生え終わる頃にできるのがほとんどです
この時期には、あごの骨の中で永久歯が大きく成長していくため、
歯列の幅も広がります！そのためスペースが生じます。
あくまでも生理的なものなので、永久歯の萌出が完了すると消失していきます。
③リーウェイスペース
乳歯と永久歯の生え変わりをスムーズにするためにあります。
子どもの歯のC•D•Eと言われる3本
大人の歯の3•4•5と言われる3本になります
ふつうなら、大人の歯の3本の幅が大きいように思いますが、
実際は子供の歯の3本の幅の方が大きいのです。
そうしたスペース不足を解消するために乳歯の3本の幅の方が大きくできているのです🧐
リーウェイスペースは
『乳歯のむし歯』
『6歳臼歯が異なるところから生えること』
『乳歯の奥歯を早く失ってしまうこと』の３つが原因で失ってしまうことがあります😰
ですから、むし歯をつくらないために
おうちで仕上げ磨きをすること、
食生活を気をつけることが重要です！
以上のことから乳歯にスペースがある事はとてもいいことです😊
子どもが成長する際、顎も大きく発達します。
むし歯ができてないかのチェックも大切ですが、
永久歯の交換がスムーズにできているかどうかなど
歯医者さんで日頃から定期的に診てもらいましょう★